作成日:07年1月11日

2005年4月~2006年3月

2005年度 事業報告

1.中間支援組織機能

(1)共同事務所運営

1)事務機器貸出

コピー機、輪転機、紙折り機、プロジェクター、ビデオ、ノートパソコン、ほか

2)事務局代行 2団体 参加者募集受付や電話問い合わせ窓口、郵便物等の収集・保管

3)事務局同居 1団体 家賃の一部を負担

4)会議室貸し出し(会員限定)

5)交流コーナー 他団体のチラシ・ニュースレター等の展示、物品販売

6)Box Shop(2年目)

2005年5月から中国雑貨が出展。2006年4月をもって閉店。

(2)啓発

 1)インターンシップ等の受け入れ

2005/7~2006/3 市民社会創造ファンド SSCSインターンシップ 1名(1年目)
ポルトガル語学科の卒業生を受入れ、9ヶ月間、主に多文化共生事業で活動・研修を行なった。

2)浜松市「NPOと行政との“協働”をテーマとした研修会」【浜松市行政経営課 24万】(1年目)

2005年7月の12市町村合併にあたり、旧浜松市の「市民協働推進条例」について、新浜松市民と市職員に理解を深めてもらうための研修会。浜松市の提案公募型協働事業「たねからみのり」として委託。
2/1  天竜 市民26名、市職員20名、N-Pocket 4名、講師:安藤周治(NPOひろしまね)
2/9  舞阪 市民25名、市職員23名、N-Pocket 4名
2/15 細江 市民24名、市職員22名、N-Pocket 6名
3/5  浜北 市民29名、市職員28名、N-Pocket 6名
講座の後、7~8名の班に分かれてワークショップ。「こうなったらいいな」の思いやアイデアを出し合い、行政との協働で事業化していくシミュレーションを行なった。のべ市民104名、職員93名が参加し、地域の課題や資源が明確になり、事業化の可能性が感じられるという大きな効果を上げた。

(3)広報・情報収集提供

組織立ち上げ段階の環境整備&資源サポート、法人化支援、組織運営のマネジメント、情報支援(助成金情報)など 相談は会員無料、会員以外は3000円/時間

1)ニュースレターの発行(4月、8月、12月)

 会員、関係団体など毎回約200部を送付

2)ホームページの作成・情報発信(1~2週間おきに更新)

3)N-Pocket新年交流会

 1/29 浜松市まちづくりセンター 参加者:約60名
 第一部「行革審で見えてきたこと」、第二部「ランチ交流会」
浜松市行革審の委員である山口代表と、総合計画策定委員(E地区)の井ノ上副代表、総合計画の福祉担当委員より報告し、2005年7月の12市町村の合併後の市政の課題について、ディスカッション。市民による施策や予算のチェック“棚卸し”が必要であることを感じた。

4)NPO支援センターの全国会議等への出席、連携、協力

5)全国・海外からの視察の受け入れ

新聞社、市民団体、学校、行政、議員ほか 有料(3000円~)で対応
特に、中間支援、サービスラーニング、多文化共生事業についての視察問い合わせが多い。
スタンフォード大学(1名) インターンの打診11/30
CGP 米国サービスラーニングの実施団体の視察(2名)
自治大学校(5名)、東久留米市議(3名)1/30、静岡大学人文学部・法科大学院(5名)12/14、
大阪同和・人権問題企業連絡会(11名)、静岡県NPO推進室(2名)、
静岡県「NPO法人設立アドバイザー養成講座」インターン(4名)、朝日新聞、ほか

6)出版

「外国人をルーツとする子どもと保護者のための高校進学ガイドブック」8月発行

(4)提言

浜松市・静岡県・国に委嘱された委員(2005年4月~2006年3月)
浜松市
  山口祐子

  井ノ上美津恵

  小林芽里

静岡県
  山口祐子

井ノ上美津恵

 小林芽里 


山口祐子

2.ネットワーク事業(自主事業および行政との協働)*:行政との協働

(1)在住外国人との共生(多文化共生)

1)外国人の子どもと保護者のための「高校進学ガイダンス」開催 (2年目)【日本財団】

2)わかものたちの多文化共生全国交流会2005 (2回目)【日本財団】

3)外国人教育支援全国交流会2005 - 中学卒業後の進路保障 - 開催 【トヨタ財団150万円】

4)外国人のための教育相談

 高校の生活指導、転校、高校・大学進学に関する相談、大学進学相談&静岡文芸大見学会
<成果>
中学卒業後の高校進学、大学進学に関わる様々な課題が明らかになった。進学希望のニーズは高く、当事者、関係者、学校からの電話相談も寄せられるようになったが、情報、制度共にまだまだ不足していることから、今後も様々な手段での情報収集・提供と、政策連携が必要であることを痛感している。
同時に、高校生の活動(交流会、ガイダンス、演劇WS)を通して、当事者のリーダーが着実に育ちつつあり、彼らを通して日本人が様々な課題を学び、多文化の豊かさを知る貴重な機会も生み出している。今後も高校生・大学生の活動を支援しつつ、ネットワークを広げていきたい。
また今年は、多文化事業に千葉からインターンシップを迎え、9ヶ月間活動した後、浜松市のカナリーニョ教室(バイリンガル教育サポート)に就職。貴重な人材として巣立っていった。

5)「外国人無料検診会」の事務局支援 (6年目)【参加のしくみづくり】

「浜松外国人医療援助会」よる2005/10/23 第10回「在住外国人のための無料検診会」開催(遠州総合病院) 613人が受診、329人のボランティアが参加
10年目を迎え、医療面での貢献のみならず、地域の学生、社会人がボランティアとして参加する社会教育の場になっている。今年度は遠州病院移転のため、社会保険病院で開催予定。

(2)子どもの社会参加(サービスラーニングによるコミュニティ支援事業)

1)静岡大学教育学部付属中学校 ライフタイム支援事業(2年目)【静大付属中20万円】

昨年度に引き続き、浜松市内のNPOに2年生、3年生の希望者を、総合的学習の時間に受け入れるコーディネーター役を担った。5月~10月までの期間、毎週火曜日午後に中学校や研修先を訪問して、生徒と訪問先の支援を行った。今年度も継続。
協力:MAF浜松、ブッダ基金、ペルー人学校、あっとほーむ。

(3)環境・地域の自立(安間川水辺再生まちづくり)(3年目)

1)流域のみんなで洪水防止 ためタル君&どんぐりの森プロジェクト【河川整備基金 ~5月 】

2)雨水マス&アート活動による「水の自立都市」推進事業 【TOTO水環境基金 10月~ 】

3)故郷の川再生事業 【参加のしくみづくり】

1 川を理解するための体験型調査活動の実施

2 洪水防止のための地域レベルの治水・自然再生活動

<成果>
“安間川の改修がきっかけで始まったこの事業が、単なる土木の改修にとどまらず、いろいろな形で人々を結び付け、地域の歴史を呼び起こし、確実に新しい地域づくりをしていると感じました”
これは連合自治会と共催した「安間川ウォークラリー」の参加者による新聞投稿の一節。委託事業着手から5年目を迎え、安間川をふるさとの財産として守り育み、宅地化による内水浸水防止のために、行政の役割とは別に地域住民もできることを実践する機運を生み出すことをめざした自主事業は確かな成果をあげている。
「ためタル君」は、2003年の取組み以来、機能性と外観の美しさが好評で、設置者アンケートによると貯留効果を体感している声が多数であり、有用性と近隣3~5戸の協力体制を全員が支持している。今後は、中間支援組織として、一連の活動を引き継ぎ発展させる地域組織の拡充を視野に入れた仕組みづくりが重点課題である。

*4)安間川河川整備計画に係る住民意識啓発・意見集約 (5年目)

【静岡県浜松土木事務所 2004年終業契約を2005年まで期間延長 90万】
1.整備計画の主旨に関する啓発活動

2.住民との協働を総合的に推進するための会議等の実施

<成果>
  業務内容に「ためタル君」「総合学習と連携」「サービスラーニング」など総合治水を念頭においた自主事業のキーワードが盛り込まれ、地域住民のイベントへの参加の機会創出・安間川に関する情報提供の機会拡大がかなった。開催イベント最多の人出となったウォークラリーで、80人の参加者を40人のボランティアがサポートする体制を調えられたことからも、参加の仕組みづくりと意識啓発の相乗効果が見てとれる。また、河川里親グループが連携して作成した「堤防活用ルール(案)」も住民主体の画期的な動きだったといえる。洪水防止の長期的対策である遊水地計画に向けて用地買収がスタートする中、地権者だけが土地開発の負荷を背負うことなく、流域全体で水循環について学び、水環境を改善する行動をおこすことが望まれる。

(4)ITによる障害者の就労・社会参加支援

1)情報のユニバーサルデザインセミナー「あなたのホームページ伝わりますか」開催

【参加のしくみづくり】
2005/09/25 会場:ザザシティパレット会議室  参加者:約40人
内容:講演「情報と障害」、パネルディスカッション、体験会「おしゃべりするパソコン」
企業として情報のUDについて啓発活動をする2社、及び浜松市情報政策課とUD室のスタッフを中心に、必要な情報を必要な人々に届ける仕組みを社会的にどうつくりあげるのか多面的にアプローチした

2)視覚障害者のためのPC環境づくり強化

【参加のしくみづくり】

3)西部MMC委員会 4回開催

構成委員:浜松市視覚障害者福祉協会、しずおかパソコンボランティアねっと西部、静岡大学情報科学科、日本作業療法士会静岡県士会、静岡県車椅子友の会、浜松情報専門学校、西部MMC在宅講座コーディネーター、ジョブコーチ、MMC事業コーディネーター、(静岡県健康福祉部事業担当者)

4)MMCボランティアスタッフ会議 毎月開催 スタッフ10名

5)広報活動 テーマ「情報のユニバーサルデザイン」等

6)有償現場実習(OJT)による在宅ワーカー(SOHO)支援 (2年目)

静光園WEBサイト構築

*7)静岡県西部障害者マルチメディア情報センター(MMC)の管理・運営

【静岡県健康福祉部、460万】(5年目)
西部MMCの管理・運営 ザザシティ中央館5F、火~日曜 9:00~20:00

<成果>
  開設から5年、昨年度から追加の事業費を外部(障害者雇用支援機構「重度障害者介助等助成金」)から獲得し、当事者のためのPC環境づくりを強化するなど、多様なスタッフによってきめ細かな対応が可能なので着実に利用者が増加している。

*8)静岡県障害児(者)就労支援PC講習 (3年目)【静岡県健康福祉部 39.5万】

  12/3~3/25 連続講座13回全40時間 講師:宮崎議弘、㈱アーティス
「ユニバーサルデザインに配慮したWebページ作成講座」
受講者:四肢障害者 計3名  ボランティア延べ26人
今までの講座修了生が実際に仕事を得られるには力不足の事業であったため、実践力をつけるためにOJTとして自主事業をおこなってきた。この講座は今年度で終了し、次のステップであるバーチャル工房事業に引き継がれる。

*9)静岡県障害児(者)就労支援PC講習 在宅講座(3年目)【静岡県健康福祉部 70.5万】

4月~3月 受講者 16名(視覚9名、四肢6名、聴・視覚1名)
述べ300時間  講師・補助講師 9名
一般業者が対応できないPC環境整備のケースが多いため、しずおかパソコンボランティアねっとと連携し、ニーズに着実に応える体制ができている。

*10)パソコンボランティア特別研修 (2年目)【静岡県健康福祉部 52万】

9/25~11/6 10回連続講座 受講者14人、ボランティア延べ54人 ザザシティ・パレット 
内容:9/25 公開講座 望月優(㈱アメディア社長)「情報と障害」他パネリスト3名
10/2~10/30 「マウスを使わないPC操作」他8講座、講師7名
11/6 「視覚障害者のPC講習サポート実践」浜松市視覚障害者福祉協会パソコンクラブ

(5)障害者の就労支援

*1)障害者職場定着サポート(ジョブコーチ)【静岡県商工労働部雇用推進室 1500万】(5年目)

<成果>

2)職業リハビリテーション(ジョブコーチ) 【浜松市商工部労政課 8万】(3年目)

ホテル事業、小売・販売、行政コースへのジョブコーチ派遣
<成果>
  受講者が受け入れ先に就労したケースはなかったが、この体験をもとに自信をつけ、就労に結びついた。就労に至らずとも、方向性を見極めることができた。

3)協力機関型ジョブコーチ  (4年目)

【独立行政法人 高齢・障害者雇用支援機構・静岡障害者職業センター 183万】
H17.10~「第1号障害者職場適応援助者助成金」制度に変更
派遣先:医療機関(袋井・知的障害者1名)、繊維(磐田・知的障害者1名)、特別養護老人ホーム(浜松・知的障害者1名)、自動車部品製造(森町・知的障害者1名)、スーパーマーケット(浜松・知的障害者1名)、製造業清掃部門(知的障害者1名)、電子部品製造(磐田・知的障害者1名)計7事業所(7名)
支援成果・・・雇用継続6名(うち採用と同時に支援したケース3件)、実習のみで終了1名
 製造業や福祉施設で雇用されても掃除部門メインで障害者を配属する事業所が多い。
作業内容の見直しもそうだが、一番の課題は障害者が他の従業員との接点が薄く、孤立してしまうこと。その結果、事業所からの指導がいきわたらず周囲から「サボっている」と評価されてしまうことも多い。今年度は障害者への直接支援(作業・態度)のみならず、会社側に対しても指示系統の構築、障害特性の理解、関わり方等の雇用管理に関する助言に力を入れた。

4)静岡県小規模授産所連合会 小規模作業所パワーアップ 障害者就労支援研修

<成果>

5)くらしえん・しごとえん立ち上げ事業

本文終わり

ローカルメニュー終わり