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2018


あったらいいなあ!こんな居場所を考えよう

大人はリフレッシュするために遊びますが、子どもの「遊び」は根本的に違っていて、人間をつくる「土台」に大きく作用します。じゃあ、子どもたちは今、どこで遊んで、どこで安心して時間を過ごしている? 実はそこが危機的な現状を知り、子どものための多様な居場所づくりをしたい人の一歩を一緒に踏み出したいと、2日間の講座を開きました。(平成30年度 地域力向上事業 南区まちづくり『人財』育成プログラム)

場所:浜松市南区役所 大会議室
対象:子どもの居場所づくりに関心のある人、南区のまちづくりに関心のある人
参加者:実人数38名 1日目 18名、2日目 31名

1日目 2018年12月15日(土)10:00~15:00

1.講座「こどもが生き生き育つ居場所とは」

講師:大隅和子さん(浜松未来を育てる会代表)
子どもを取り巻く環境変化が激しい現在、生き延びることができる子どもには、自立、行動力、多様性の尊重、立場や意見の違う人と協働する力、柔軟な思考・発想力、問題発見・解決力が必要。子どもの居場所は「そこにいていい」と感じられる場であることが大切。
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2.ランチ交流会

仲間と出会える楽しい時間として設定。初対面でも話がしやすい雰囲気づくりができた。

3.トークタイム「いいな♡いいな♡こどもたちのこんな場所」

子どもの居場所作り実践者5人が登壇。それぞれの話を伺った後、質疑応答で内容を深めた。共通の対応として子どもの潜在的能力を自然に引き出していることがわかった。

  1. 村上節子さん(ぴよぴよ文庫)自宅を開放して本を貸し出す「家庭文庫」を主宰。
  2. 村松弘美さん(ぶっとびアート)自由に工作したり、絵を描いたり。誰でも参加可能。
  3. 兼子孝宏さん(みんなでうさぎ山を楽しむ会)自然豊かな公園で親子で散歩。
  4. 山崎真之輔さん(Yorutoco)ボードゲームをツールにした交流場所。
  5. 太田智子さん(ふれあい子ども食堂もも)地域の多世代交流の場である食卓を提供。

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2日目 2019年1月19日(土)13:00~16:30

ワークショップ「こどものころを思い出そう」

ファシリテーター:嶋村仁志さん(TOKYO PLAY代表)
幅広い年齢層の参加者それぞれが5人前後の6グループに分かれ、自分のこども時代にどこで何をして遊んだかを地図を描いて話し合った。地域社会の中で、いろいろな人や生き物と関わって大きくなったこと、そしてそこが今はどうなっているかをそれぞれが思い起こす時間となった。

講座「ご近所みちあそび はじめの一歩」

講師:嶋村仁志さん
英国の「みちあそび」や東京での実践事例を紹介。今のこどもたちが遊ぶ場は室内や施設に限定され始めているデータも示されたが、「みちあそび」は生活空間の中で、通りがかりの人とも出会え、地域のつながりも強くなる格好の場であることが理解できた。また、規模の多様さ、準備の仕方についても「みちあそび」を開くために必要な具体的ノウハウを知ることができた。

<アンケート感想>

・子どもの頃の遊びを地図を描きながら思い起こしたことが、今の子どもたちや孫に伝えたいことだったと気づくことができた。
・遊び地図を通して、自分がどんなところでどんないたずらをしていて怒られたのかよくわかった。
・以前と今は遊び方・場所が大きく変わっていることがわかった。
・自然があるのに地方の方が遊べないのは、南区もそうだなと思いました。
・初めて耳にした内容で新鮮。身近な道路で行えば準備も楽。近隣とのコミュニケーションも自然に深まり、一石二鳥と思った。
・親世代がやってしまいがちなことも面白く話しつつ、子ども目線で自分のまちを見直すきっかけを与えてくれた。
・今の子どもの方が自由に遊べていないと思うのに、アンケートでは大半が「自由に遊べている」と答えていることにびっくりだった。
・子どもの遊び場が限られてしまっていることで、室内遊びが多いのに子どもが満足している。
・親の監視がないことの大切さがわかった。
・幼少期のくだらないけど、やりこんだ遊びがよかったんだと思えて嬉しかった。
・書類作成例もあり、やってみたいと思える内容だった。嶋村さんのお話が上手で大変よく分かった。
・グループワークで、みなさんに何かやってみたいと思っている気持ちがあることがわかったこと
・具体的に実施するための考え方、方法がわかりやすかった。実際にやる場合のガイドはありがたい。
・月に1回2時間の機会でも地域が変わる。最初から気合を入れすぎると長く続かないから、長く続けていくために、ゆるく考えていきたい。
・小さな場所から始められる。地域で楽しむ。遊びを知らない大人を減らす。
・「みちあそび」は子育てに関係のない世代や人を巻き混める。楽しいことがいっぱい起きそうだなと思った。近所の挨拶ができる人が増えるといいなあと思う。
・子どもの時に思い出のある場所には戻ってくる。思い出がある場所づくりをしていきたい。
・家の前の道路で、皆で遊ぶことも多いけれど、近所の方とのコミュニケーションのとり方など知識を得ることができてよかった。
・住んでいる自治会の方と交流しながらのウォークラリーを2回開催したので、それを発展させたい。
・来年度実現させるように計画・企画していきたい。来てよかった。気持ちの上でも力が湧いてきた。