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2007夏休み 水辺の体験プログラムレポート

魚捕り大作戦&タライ漕ぎレース

ふるさとの川よ、豊かであれ!

魚捕りのようす

魚捕りのようす

恒例の「夏休み 水辺の体験プログラム」、今年はうれしいことに強力なサポーターが現れた。若さはじける中学生総勢14名がボランティアスタッフとして名乗りをあげ、現場での楽しさと学びの機会提供に、一役買ってくれることとなった。彼ら中学3年生の半数以上は、小学校5年生の当時、丸1年をかけて安間川をフィールドに総合学習に取り組んだ与進小学校の出身で、いわば時を経てふるさとの川に帰ってきたアユのごとく、久しぶりに入った川の中で「自分にできること・誰かの役に立つこと」を嬉々として実践していた。

■主催者の舞台裏を体験-自分で生み出す「仕事」

事前のリスクマネージメントのワークショップのようす

事前のリスクマネージメントのワークショップのようす

連日におよぶ猛暑。準備と役割を確認し、ボランティアスタッフとしての心構えを固めるためのワークショップでは、一般的なケガと共に熱中症が懸念された。昨年の写真を見ながら、想定される危険を全員で出しつくしたあと、「どうしたらいいかな?」水を向けると、「帽子をかぶる→忘れた子にはタオルで頭と首周りを保護しよう、定期的に水分補給の時間をとる、救急箱も用意、日除けのためのテントが必要、チームで行動してスタッフが十分な連携を図る」次々飛び出すアイディアを整理し、中学生では思いつかなかった「保険加入、休日診療担当院の確認」をつけ加えて、最大の任務“安全確保”にむけた意思統一は、本番では思いきり楽しんで盛り上げるゼという意気込みのおまけ付きで完了した。

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当日は1時間半前に集合して、下見で滑りやすいことがわかった水辺の階段にデッキブラシをかけ、簡易テントを張り、当日合流の新メンバーとプログラムをおって「やるべきこと」を挙げ、「やりたい人」「お手伝いする人」を自主申告で決めていった。

■現場での手ごたえがボランティアの醍醐味

「思わず手にとって読みたくなるように魅力的に並べた」と胸を張る図鑑係、魚捕りのコツを教える即興寸劇チーム、準備体操のリーダー、タライ漕ぎのチン(沈)しない乗り方伝授のため敢えてひっくり返りズブ濡れになる役、お弁当配りと食後のゴミ分別。皆で考案し、自らすすんで引き受けた役割を通じてそれぞれボランティアとしての手ごたえを感じたはずである。
 低学年の子供に慕われ、大人からねぎらわれ、仲間には冷やかされながらも、即座に返ってくる現場の評価が自信をうみ意欲をかきたてる。単なる参加者から自覚をもってサポートする側へ、「水辺再生まちづくり」に中学生が主役となる新たな1ページが加わることとなった。