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第13回 浜松外国人無料検診会

2008年度は前年までの会場であった社会保険浜松病院が閉院してしまったことや資金不足などから、例年通りの病院での大規模検診会は開催できませんでした。
しかし、秋以降の不況の影響から検診会のニーズが高まり、日本カトリック看護協会横浜支部浜松グループと共催の形で、2月にカトリック浜松教会で「健康チェックと健康相談会」を開催しました。

受診者は42人、国籍別ではペルー27人、ブラジル10人、フィリピン5人でした。性別は男15人、女27人。年齢は15歳未満7人、10歳代1人、30歳代8人、40歳代10人、50歳代5人、60歳以上3人で、無保険者は10人(23.8%)でした。

結果は、BMIでやせ4人(9.5%)、肥満18人(42.9%)と肥満が多く、尿検査で尿蛋白、尿糖、鮮血のいずれかに陽性の者は13人(30.9%)、血圧に異常があった者は23人(54.8%)。一つでも異常が認められた者は34人(80.9%)と受診者の8割に及んでおり、健康管理の必要性が明らかとなりました。

検診会の概要

日時 2009年2月1日(日)9時~14時
場所 カトリック浜松教会
受診科目 内科、小児科、精神科・カウンセリング、耳鼻科、婦人科、歯科、尿検査、血液検査(15歳以上)、レントゲン(15歳以上)、心電図(15歳以下、35歳以上)、栄養相談
共同主催 浜松外国人医療援助会、日本カトリック看護協会横浜支部浜松グループ
ボランティア 医師(内科3名、小児科2名、精神科2名、カウンセリング2名 )、看護(看護師11名、看護学生4名)、通訳(ポルトガル語15名、スペイン語13名、タガログ語3名、中国語1名)、一般(14名)