「静岡モデル」を描こう
N-Pocketでは、2001年度障害者就労支援ネットワーク体制づくり事業(静岡県商工労働部就業支援室委託)でつながった人々と情報共有を目的にウェブページを設置し、事業の促進に努めました。
web上での情報交換 開設のご挨拶
余暇支援のメンバーと野菜の収穫を楽しむ
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当センターは、社会福祉問題を専門とするNPOではありません。「こども・障害者・高齢者・在住外国人」に寄り添うことにより、当事者自身が自らの問題を解決できるように支援する活動を興し、そこに携わった市民が、次は自分のコミュニティーの問題に関心を持てるように経験を共有する機会を提供して、“センス オブ コミュニティー”の根づいた健康な市民社会を実現することを目標にしています。
言わば、市民のニーズに耳を傾けて、地域に潜在する資源や人材を繋ぎながら“問題提起型の事業を興す”活動スタイルを特徴とするネットワーカーの位置にある浜松NPOネットワークセンター(N-Pocket)に、この困難な事業の白羽の矢が立ちました。
新しい公共の担い手である非営利の市民組織という私たちの立場が、過去のしがらみも無く、自由に質問し、何故かと問いながら、障害者の立場に立って、就労を実現する為の総合的な施策を展望するために、関係者は情報を共有しましょうと、多くの関係者が一つのテーブルにつく機会を設けることができました。
2001年春、障害者就労支援ネットワーク体制づくり事業に着手し、四苦八苦しながら2年目を迎えましたが、昨年は、障害者の就労に関わる十指にものぼる多様な行政機関の機能や立場の理解に努め、社会福祉法人、授産施設、作業所、育成会と、これまた複雑多岐にわたる当事者の立場に立つ組織の方々と出会い、かつ、その間を縫うように張り巡らされた支援制度をひも解く事に追われましたが、これらの情報や機能をつなぐ“もの”の存在の希薄さを、実感いたしました。今年はウェブページ上に、その実像と機能について、皆さんと共に考える場を開設いたします。
受講生の皆さんと共に、障害者職業センターの力をお借りして、ジョブコーチの静岡モデルを探っていきたいと考えています。むろんジョブコーチだけでは、障害者の就労を支えることはできません。企業の努力だけに頼ることもできません。家族を、学校を、障害者の暮らしの全体像を、どのように支えることが、地域全体の豊かさにつながるのでしょうか。
このウェブページは、自由にかつ責任を持って疑問や意見を交わし、建設的に学び交流する開かれた場として開設いたします。皆さんの想いの集積が、現在の課題をどのように克服すれば静岡モデルを描けるのか、実現性のある構想に結実することを願っています。
2002年秋
特定非営利活動法人 浜松NPOネットワークセンター
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