作成日:06年12月14日

第2期パソコンリーダー養成講座 公開講座 中邑賢龍さん講演会

テクノロジーが広げる障害者や高齢者の生活

(この事業は2002年秋に行われたものです)

「読む、書く、聞く、話す」などの様々な活動において制限がある状態の人々のコミュニケーション支援機器として、パソコンをはじめとする電子福祉機器が、活用されています。

例えば、視覚障害の方は、パソコンの音声ガイドソフトなどを使用して 墨字(印刷文字)で書かれた情報さえも取得できます。知的障害がある人にとっても役立つソフトが数多く登場しています。このように、「障害機能の代替をするアシスティブテクノロジー(支援技術)」はめざましい進歩を遂げています。しかしまだまだ十分には知られていません。

写真

会場とのやりとりを交え、ユーモアたっぷりのお話に目からうろこ、盛り上がりました!

写真説明終わり

アシスティブテクノロジー(支援技術)について、ホームページ「こころWEB」などでわかりやすく提供している香川大学の中邑賢龍(なかむら けんりゅう)さんを講師に迎え、「自立を支える心豊かな技術」について、ユーモアたっぷりにお話しいただきました。

賢龍さんのお話しより

「みなさん、携帯電話を出してください。」
「今からみなさんに電話をして、香川のとってもおいしいうどん屋さんの場所をお教えします。聞き取れたら私がごちそうしますよ!」
「#@&&☆!@@@@@@##☆%%% (早口)」
「聞き取れました?え?早くて聞き取れなかった?それは残念でしたねえ。」

「・・・こんなとき、携帯電話の『メモ録音』機能が役立つんです。・・・え?みなさんご存知なかった?では今日一番の収穫はこのことだったかもしれないですねえ。」
「耳の遠いおじいちゃんでも、知的障害を持つ人でも、みなさんでも、『聞き取りにくい』『鉛筆でメモを取れない』 そんな『困ったこと』は共通してますね。その『困ったこと』を、技術で補うことができる。『障害』にとらわれるのではなく、『困ったこと』に注目すると、そこから見えてくることがあるんです。」

目からうろこのお話でした。

中邑賢龍(なかむらけんりゅう)さんプロフィール

香川大学教育学部助教授 (障害児教育学教室)。コミュニケーション確保の方法についての研究領域であるAAC(拡大・代替コミュニケーション)をテーマに、パソコンなど電子機器を用いた生活支援技術 (AT)についての講演活動を日本各地で行っている。
また、多くの人に利用されている障害者支援技術情報満載HP「こころWEB」http://www.kokoroweb.org/では、「こころリソースブック」を提供。さらに中邑研中心として作られている同編集会は障害を持つ人々の自立を支援するテクノロジーとコミュニケーション技術の普及啓発を目的とした「ATACカンファレンス」を毎年開いている。

参加者の感想

本文終わり

ローカルメニュー終わり