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公開質問状の回答 高林龍治議員

皆様におかれましては日頃から、私たちを取り巻く環境悪化を懸念され、自然への浄化や保全に取り組まれておられますこと、また生命の大切さ等、啓発活動にご尽力されておりますことに敬意と感謝の意を表します。
さて、皆様より太田川の受水の件について、質問状をいただきましたので、回答させていだきます。

1、太田川の水質について

(1)ア)提供できます。

トリハロメタンは、原水には存在しませんが、原水中の有機物等に関係します。有機物等の濁質(例;洪水時に土砂などといっしょになった濁り)が多いところへ直接、塩素を注入すれば反応する可能性はありますが、そのようなことはしません。浄水場は河川から取水する例えば濁った水であってもゆっくりと段階的に沈殿池を通過させていきますので、濁りと一緒に有機物等のトリハロメタンの原因物質もほとんど沈殿除去されます。濁りの取れたそれも最終的なところで塩素量の調整をするので安全な水といえます。

皆さまも意見広告をだされた団体の考えや当局の説明を受け、そして資料をご覧になられてのこととご推察いたしますが、ご承知でしょうか。昨年度の建設委員会において、県の水質検査の結果とは別に、水を受けるとする本市が独自で円田地区取水口付近の原水の水質調査を行う事としたことです。買う側として不安があれば当然のことです。調査の結果、問題がなければ良とし、問題があれば県に対し、より安全な水を供給するための対策を請じるよう強く要望していきます。

太田川の大腸菌等の問題ですが、森町は平成16年度から下水道整備事業計画があり、家庭雑排水も処理されることになっています。下水道の最終処理場は取水口の上流部に建設されますが、処理水は太田川の西側を流れる小薮川に流すことになっています。よって、汚染がひどいといわれることも解消され、問題なく一定基準に収まるものと思います。本市としては森町における下水道整備事業の早期完成を県に働きかけ、安全な水の供給に努めるよう要望していきます。

理想を申し上げれば、原水は湧き水のようなきれいでおいしい水であることが一番望ましいわけです。このようなことから下流域にある本市の重要な課題は天竜川北遠の水源の涵養にあります。
もう一つ、私は、真理を追究する姿勢は少なくとも本市の議員や職員は持っているものと確信しています。

(2)イ)理由は知っています。

導水管等の整備費削減のためと聞いています。また、太田川の東側を流れる睦実川や西側を流れる小薮川はゴルフ場、工場などの排水や家庭雑排水が多く流入しているのでその合流点よりも上流にしたとのことです。この場所は平成12年、私たちがダム現場や寺谷浄水場へ視察に行った時にはすでに決まっていました。同じく天竜川を渡るかささぎ大橋に添架された直径600mmの送水管もすでに設置されているとのことでした。これらは企業局が勝手に着工できるというものではなく、少なくとも県の事業である以上、県議会の皆さんの予算審議がなされたことと思うのですが?現在においても太田川の問題に対して、前向きに議論がされているのかどうか不明です。

2、井戸水源の確保について

(1)イ)重要である。

おっしやる通りです。大きな地震災害等でライフラインが切断されることは十分あり得ます。配水管もある程度、耐震構造になっていますが合併する新市すべての配水管がそのようになっているわけではなく、まだまだ、整備が行き届いていないのが現状です。これらのことから、有事の際の井戸の存在はたいへん重要なものであるといえます。本市は県知事から今後、太田川からの受水を基本とする中で必要に応じて深井戸4井築造する認可を得ておりますので新市建設計画の中の水道事業計画において、私たちは、市民の不安を払拭するため議論を進めて参ります。

(2)イ)そのような事実はありません。

ただし、県より太田川からの受水を基本に取り組んでいただき、認可井戸は有事の際、給水を補完するものという考え方でお願いしたいとの話がありました。現在、稼動中の井戸には肥料等による窒素が検出される井戸や塩素化が進む井戸もあり現浜松市以外ですが、上水で希釈して使用されているところもあります。そのような井戸をやめていきたいということですのでご理解いただきたいと思います。また、合併後、水道事業計画の中で必要と思われる箇所にはいままで通りに推進していきます。

3、コストについて

(1)イ)知っています。

どうしてかといいますと、合併協議会での人口推計は平成12年の国勢調査に基づくものであります。5年ごとの国調数値を用いるよりも平成15年度の実質的な数値を用い算定することのほうがより正確だと思いますがいかがでしょうか。そのなかで更に流動的な外国人は別の算定方法でより現実的なものとなっています。

(2)イ)そう思わない。

(1)で述べましたように、最新でありますより正確な平成15年度のデータを使うべきです。

(3)ア)そう思います。
(4)ア)比較検討すべきです。

というよりもすでにしています。新浜松市が45円で受けた場合、固定費が33円ですので、現在の受水に係る固定費との差額は年約9,000万円安くなります。また、一日最大使用量に対しても現在と比べ金額的に年約53,800万円安くなります。県は定額方式を使い5年据え置くといっていますが、固定費は減価償却していきますから安くなるのは当然です。よって今後、段階的に料金を下げるよう強く要望していきます。
 固定費 15,100t×33円×365日=年181,879,500円
 平成22年から受水予定日量 3,700t×12円×365日=年16,206,000円