文字拡大

更新日:2005年6月9日 17:18

2004年度 事業報告(2004年4月~2005年3月)

1-2 モデル事業の開発・ネットワーク化事業

1. 子どもの社会参加(サービスラーニングによるコミュニティ支援)

(1) 浜松市立与進小学校「総合的学習」との連携

5年生の安間川の体験活動を通した総合的学習を1年間にわたって支援。子どもたちの市民性・社会性を育むと共に、安間川河川整備構想策定事業における地域の将来の担い手を育むことを目指して始まった。

2年目は、カリフォルニア州立オークグローブ小学校と自然環境をテーマに2回交流。その結果を全米サービスラーニング大会(ロングビーチ開催)で発表。その後小学校を訪問し現地で交流した。

(2)サービスラーニング日米フォーラム「子どもの学びを指させるしくみ」開催

2005年3月26日 静岡市産学交流交流センター 80名参加
米国側からは5人の小学生による発表もあり、具体的実践例を交流するよい機会となった。翌日、翌々日は与進小学校、浜松城北高校を訪問。日本の家庭にホームステイし、楽しい交流となった。

(3)NPO地域学習システム推進委員会

計7回、委員会を開催。公設・民設の放課後クラブを訪問し現地調査を実施。放課後の居場所作りを検討したが、中心となる委員の逝去に伴い、具体化は見送り。社会教育の法制度や文部科学省の最近の施策や子どもの実体について学ぶことができた。

(4)静岡大学教育学部付属中学校 ライフタイム支援事業

浜松市内の20にのぼるNPOと協議して、附属中学3年生の希望者を、総合学習の時間に研修生として受け入れる体制を組み、N-Pocketはコーディネーター役を担った。5月~10月までの期間、毎週火曜日午後に中学校や研修先を訪問して、生徒と訪問先の支援を行った。生徒の成長が高く評価され、全国社会科研究会でも発表された。

(5)各地で発表報告

 8月28~29日 第44回「社会教育研全国集会」40周年大会にて事例報告
  11月20~21日 第7回「全国ボランティア学習研究フォーラム」京都・亀岡大会にて事例報告

2.環境・地域の自立(安間川 水辺再生まちづくり事業

「流域のみんなで洪水防止 ためタル君&どんぐりの森プロジェクト」

(1)夏休み水辺の体験プログラム

 「魚捕り大作戦&ボートレース」「プレーパークで遊ぼう」2回開催

(2)カヌークルージング

 地域有志・小学校教諭・土木事務所職員らと河口まで9kmにわたって視察

(3)保育園に「ためタル君第44号」設置

ミニ公演「ためタル君がやってきた!」上演

(4)「安間川ながかみ水会議」

 県土木事務所・浜松市河川課・環境保全課協力 2回開催

(5)ためタル君設置募集のパンフレット作成

 流域に配布して協力を呼びかけ

(6)小学校の総合学習・中学校の選択理科の時間に「安間川ゼミナール」を3回開催

成果

都市型河川の洪水を、治水事業と併せて流域住民の創意で防ぐため、雨水貯留・浸透マスの設置、植樹を柱にした自発的な"ふるさとの川や森づくり"の活動に発展させることを目的としている。 昨年、文科省「まちづくりモデル支援事業」で43個取り付けた雨水貯留マス「ためタル君」を増設し、雨水浸透マスの試作にも着手。中間支援組織として人や情報を有機的につなぎ、目に見える形で水循環再考をアピールした結果、参加した住民の意識が行政依存から自分たちの暮らしは自分たちでデザインしようという自立型へ変革を遂げ、河川改修に端を発した土木事業は、地域を巻き込んだまちづくりに進展している。居住地による洪水対策への熱意の較差をうめることが今後の課題である。

3. 多文化共生事業

(1) 外国人の子どもと保護者のための「高校進学ガイダンス」開催

第2回は浜松市の市民協働事業「たねからみのり」として開催。高校、中学校の協力も得て、様々な支援機関や教育現場とのネットワークが築かれつつある。参加者から高校進学者を数名輩出。多言語のガイドブックは県内外で注目され、他地域での新たなガイダンス開催にもつながっている。

(2) 「わたしのルーツ わたしの希望」映像制作ワークショップ開催

4つの家族それぞれの移民史と、今の日本で生きる自分の体験や思いを16分にまとめた。高校生たちは、家族のルーツを調べ、シナリオにまとめ、映像を編集する中で自信をつけ、積極的に社会に発信していこう!というリーダーシップが育まれた。日本人にとっても「日系」の歴史を知り、浜松に暮らす外国人を理解する作品になり、国際理解など授業での活用が期待される。

(3) 「在住外国人のための無料検診会」 MAF事務局支援

浜松外国人医療援助会 主催
10月3日「第9回外国人無料検診会」 受診者570人、ボランティア383人が参加(遠州総合病院)

9年目を迎え、医療面での貢献のみならず、大学生、中学生がボランティアに参加することで、多文化社会を実感する貴重な機会を提供している。

4. やさしいネット

デジタルデバイド・セーフティネット事業

(1)西部MMC委員会 隔月開催 委員8名

(2)MMCボランティアスタッフ会議 毎月開催 スタッフ10名

(3) トークアシスト・ユーザー調査 【静岡県工業技術センター】30件

(4) ユニバーサルデザイン・ホームページ評価

5. Box Shop

砂山町「栗田商店」内にオープン
手づくりギフトを中心に、オリジナリティのある量販していない商品を販売し、それを女性、障害のある人、発展途上国などの自立を必要とする人たちの支援につなぐことを目指すボックス・ショップ。
静岡文化芸術大学の学生と協力して、2004年1月26日にオープン。現在、7棚を貸し出し中。

6. 障害者の就労支援

有償現場実習(OJT)による在宅ワーカー(SOHO)支援
N-Pocketのホームページのユニバーサルデザイン化の全面リニューアル ほか、計3件

7. 居宅介護支援事業<独立事業>

2004年度事業報告 その3につづく

本文終わり

Copyright © 1998 - 2005 浜松NPOネットワークセンター. All rights reserved.