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更新日:2005年6月9日 18:22

2004年度 事業報告(2004年4月~2005年3月) その3

2 行政との協働事業

事業を通して政策連携・政策提言

1. 障害者の就労支援

1) 障害者職場定着サポート事業

静岡県商工労働部雇用推進室

  1. (1) ジョブコーチ派遣件数 対象者:83名,支援件数:1250回
  2. (2) スキルアップ講座(支援費制度、成年後見制度と福祉権利擁護事業、重複障害者に対する支援のあり方、障害者雇用の現状・及び支援策について、ケース会議等) 県内6箇所で開催
  3. (3) 運営委員会の開催

成果

行政、ハローワーク、職業センター、障害者雇用支援センター、障害者就業・生活支援センター、養護学校、各種障害者施設などと連携をとりながら支援を行った。事業所内でも障害特性の理解を求め、適切な指示・対応をとることができるよう助言したり、自具の活用を勧めたり、必要に応じて家庭への連絡もおこない、障害者の雇用の促進、継続につなげることができた。また、全国各地から静岡県のジョブコーチ制度・障害者の就労について講演依頼があり、JCの需要が高まっている様子が伺える。

2) 障害者職業リハビリテーション事業

浜松市商工部労政課

農業コース:いちじくの果実収穫体験(全5回)受講生5名 協力農家:藤沢農園(三方原町)

3) 協力機関型ジョブコーチ <独立事業>

独立行政法人 高齢・障害者雇用支援機構・静岡障害者職業センター

派遣先:製造業3件、スーパーマーケット3件、リサイクル業、給食サービス、食品加工業、百貨店、老人福祉施設 計11件、11人(知的8名、身体3名)

支援成果:継続5、トライアル雇用後、採用3、離職3

残念ながら2名の離職者が出たが、その他の9名はそれぞれの職場で実力を最大限発揮できており、必要な人材として認められて元気に働いている。

2. ITによる社会参画・就労支援

1) 静岡県西部障害者マルチメディア情報センター(MMC)の管理・運営

静岡県健康福祉部

  1. (1) 西部MMCの管理・運営 ザザシティ中央館5階、火曜~日曜 9:00~20:00
  2. (2) 西部MMCのホームページ作成・管理
  3. (3) ミニ講座開催 視覚、知的、四肢ほか、様々な障がいの方が利用
  4. (4) 小・中学校の総合的学習の受け入れ

成果

開設から4年、開設当時から要望が高かった駐車料金の補助も行政センターの実施事業として補填されたり、MMCが設置されているパレットも秋から管理者が替わり、障害を持つ方に対する配慮も変わった1年であった。環境も改善され、ミニ講座実施などスタッフの熱意もあって、1日の来訪者が開設当時の2倍近くなって多くの市民に利用されるようになった。

視覚障害の方々にもパソコンによる情報獲得が浸透し、来訪者のレベルアップに伴い、当事者ゆえの配慮が必要となり、障害者雇用支援機構の「重度障害者介助等助成金」でスタッフとして全盲の方を雇用し、二人体制で対応できるようにした。MMCを利用しているボランティア団体も障害を持つ方のための講座を定例開催できるようになり、こういった活動の拠点としても活用度が高くなってきた。ITによるコミュニケーション支援の窓口としての活動の充実をはかることができた。

2) 静岡県障害児(者)就労支援PC講習

静岡県健康福祉部

10月3日~12月19日 連続講座20回全40時間
講師:宮崎議弘、坂本玲子、上郡山、アーティス
「バリアフリーに配慮したWebページ作成講座」
受講者:四肢障害者 計5名 ボランティアのべ80人

3) 静岡県障害児(者)就労支援PC講習 在宅講座

静岡県健康福祉部

4月~3月 受講者 16名(視覚9名、四肢5名、呼吸器1名、聴・視覚1名)
述べ300時間、講師・補助講師11名

4) パソコンボランティア特別研修

静岡県健康福祉部

8月29日~9月26日 連続講座10回 受講者10人(延べ91人) ザザシティ・パレット

9月19日 佐々木夏実(横浜ドリームナビゲーター代表)「障害と情報」ほか、講師8名、ボランティアのべ36人

3. 環境・地域の自立

1) 安間川河川整備構想に係る意見集約

静岡県浜松土木事務所

(1) 整備計画の主旨に関する啓発活動

①小学校の総合学習と連携した地域への総合治水の考え方の普及
与進小学校への出前講座1回・総合学習への情報提供6回・与進中学校への出前講座2回
②ためタル君普及活動の支援
③地域への広報 チラシ/ポスター/HP・県土木部主催「第1回協働の底力」パネル出展

(2)河川里親制度の活性化

①河川里親グループの学習&情報交換会 7グループ約20名 4回開催
 「土手の植栽計画とルールづくり」「雨水貯留マスと雨水浸透マス」の設置PRと準備
②浜名湖花博のベンチを6脚譲り受け、中学生や河川里親グループと共に堤防に設置

(3) 安間川を考えるイベントの実施

水辺の体験プログラムを夏休みに2回開催・安間川カヌークルージング2回開催

成果

昨年、静岡県・浜松市の里親制度創設を機に流域から3つのグループが立ち上がった。小中学生のボランティアを交えたクリーン作戦・堤防の植栽・サクラ並木の手入れなどに精を出し、行政任せだった川の維持管理に自発的な住民参加の新たな足跡を残している。川のある暮らしを楽しむ住民が増える中、歴史や地形に鑑みた環境への配慮を加味した活動をめざして、専門家を招いてミニ講座などの学習&情報交換会を開き、共に学び、考え、行動する楽しさを味わうことができた。

一方で、洪水防止の長期的対策である遊水地計画が地元地権者の利害関係に及び、住民の参加意識を複雑にしており、次の2点を年度繰越しとして、委託事業は2005年11月まで期間延長となった。

4.その他

1) NPO相談会

静岡県生活文化部NPO推進室

東部(NPO法人リベラヒューマンサポート)中部(NPO法人FJI)と当センターの3団体の共同により、合計102件187人を対象に合計34回の相談会、集団講習会を4回開催。
法人格取得後5年目の100団体の事業報告書・収支報告書をダウンロードして調査したところ、定款の活動目的に準じた活動を実施している団体は30%未満、事業計画と収支報告書が連動して内容が把握できる報告書は20%以下など、設立当初の活動継続の困難性が明らかになった。

2) 浜松市市民協働事業たねからみのり「外国人のための高校進学ガイダンス」

浜松市行政経営課、浜松市教育委員会

詳細については、Ⅱ自主事業の「外国人との共生」を参照。

本文終わり

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