特定非営利活動法人浜松NPOネットワークセンター

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2010年6月9日 掲載


第10回 みんながつながる楽しい資金調達

060925

私たちはここぞと思ったお店にそれぞれ商品券を発行していただき、それをオークションにかけ、支援活動の資金調達をする「ゆいまーるオークション」と名付けた楽しいイベントを開いたことがあります。「ゆいまーる」というのは沖縄の言葉で順番に助け合うという意味です。
 では、ここぞと思ったお店とは。
 例えば、みんなが健康で元気に暮らせるよう、体にとって安全な原料を見極め、昔ながらの製法でお豆腐をつくっているお店があります。手間暇をかけるので大きなスーパーが望むような量を生産できません。従って拡販を進めることができず、経営は安定しません。しかし、そうした昔ながらのお豆腐屋さんを支えたいと思っている自然食品店があるのです。そして「持続可能な社会」のために、そのような食料品店を支えたいと思っている消費者もいます。
 また、世界には力の強い国々からものを安く買いたたかれてしまう途上国の現実がありますが、適正な価格でその国の生産者と取引をする「フェアトレード」という方法で途上国の自立を支えようとする輸入品店があります。
 他にも自然の循環の鎖をこわさないよう日本の風土を支えるために、在来の苗や種を売っている種苗店などなど。
 互いに支え合うこの循環を大切にしたいと思い、どのようなお店なのか会場の皆さんに紹介しながら、寄付された商品券をオークションにかけたのです

 その売り上げは路上生活の人達を支援するグループに寄付しました。このことにより、協力していただいたお店の人々の気持ちと、額面より高い金額で商品券を買い上げてくださった会場の人々の気持ちは、間接的ではありますが、路上生活を送る人々を支える活動につながっていったのです。