特定非営利活動法人浜松NPOネットワークセンター

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2015年度 事業報告

1.民間非営利組織の発展を支える事業

(1)共同事務所運営 

1)会議室貸し出し 
2)事務機器貸出 コピー機、輪転機、プロジェクター、iPad ほか
3)事務局代行 3団体:(特)浜松城北体操クラブ、浜松環境ネットワーク、(特)フィリピノナガイサ
郵便物等の収集・保管など
4)交流コーナー 他団体のチラシ・ニュースレター等の展示、助成金・出版物等の紹介

(2)啓発 

1)NPOプレゼント講座 in 西遠(8年目) 【静岡県労働者福祉基金協会 委託 70万円】

西遠地区の「NPO協議会」の設立も視野に入れ、協力団体と協働して、NPO法人の共通課題について学びあい議論する円卓会議、CEO会議を開催。NPO法人の会計についての講座も1回開催。

(1) 議員と語ろうNPOの円卓会議2015 ~課題のタネを集めよう・届けよう~

10/3(土)13時半~16時半  会場:浜松市福祉交流センター
講師:日詰一幸さん(静岡大学人文社会学部教授) 資料代:500円
参加者:NPO関係者28名、議員6会派9名、行政職員2名、主催者等5名 計44名
内容:3年連続となる会議。4月の選挙で議員が一新し、新人議員の参加が増えた。議会のしくみや役割について学びつつ、子育て・中山間地・防災・福祉など7つのテーマに分かれて、議員にNPOが取り組む「課題のタネ」を提供し、NPOと議員の協働ポイントについて意見交換した。

(2) 浜松・湖西NPOによるCEO会議2015 ~わいわい話そう! まちづくり大作戦~

10/17(土)13時半~16時半  場所:浜松市福祉交流センター
参加者:12法人からCEO15名、市職員、オブザーバー、主催者等 計23名
内容:NPO法人のCEOが集まり、資金調達、行政や地縁組織との関係、ボランティアの位置、NPOのビジネスモデルなどNPO全体の課題を共有。NPO協議会を立ち上げようという声が上がった。

(3)「NPO会計入門 & 会計ソフト講座」
3/6(日)13時半~16時半  場所:浜松市福祉交流センター
講師:中尾さゆり(ボランタリーネイバーズ、NPO会計税務専門家ネットワーク、税理士)
   井ノ上美津恵(浜松NPOネットワークセンター代表理事、NPO法人会計基準協議会)
参加者:NPO法人21名、その他2名、主催者等4名 計27名
内容:前半はNPO法人会計基準について説明し、収益区分や税務など間違えやすいポイントを解説。後半は会計ソフト「会計王NPO法人スタイル」を使い、PCを見ながら設定や操作を実地で体験した。

2)NPO法人会の設立準備

  準備会3回開催、設立趣意書作成、賛同団体募集

3)遺贈・相続寄付セミナー&パンフレット作製 【72万円(うち、ふじのくにNPO基金2/3補助)】

11/3(金)13時30分~16時 場所:静岡県男女共同参画センターあざれあ
講師:早坂毅(税理士・行政書士、認定NPO法人ジェン 副代表理事)
   菅波完(認定NPO法人高木仁三郎市民科学基金)
参加者:仮認定NPO5名、中間支援センター7名、その他1、講師・主催6名 計19名
内容:遺贈・相続寄付のしくみ、認定NPO法人における収支構造の分析、寄付者への対応を紹介。後半は、NPOの信頼性とは? 遺贈の可能性と注意点などについて質疑応答した。
また「遺贈・相続寄付のススメ」パンフレットを5000部作製。寄付集めのツールとなるように県内の認定・仮認定NPO法人の紹介、相談先のリストなどを掲載。市民活動支援センター等に配布。

4)NPO労働環境改善のための調査とセミナー開催事業 【あいちモリコロ基金100万円】

愛知県の「東大手の会」との協働事業。NPOの基盤強化を進めるため、労働環境、労務、キャリアについて調査とセミナーを行った。労働法との整合性、活動と労働の線引き、有償ボランティアの扱い、労働の対価といった課題を明らかにした。また、多様な働き方、キャリア形成など「NPOならではの働き方」についてもフォーカスした。
① NPOの労働環境調査:浜松で10法人、名古屋で5法人について調査、分析。
② NPOスタッフ意見交換会:浜松7/15(水)参加者8名、名古屋7/4(土)参加者10名
③ NPOスタッフと労務専門家による「NPOで働く」をテーマのセミナー開催
 浜松11/15(日)クリエート浜松 参加者16名、ゲスト・スタッフ8名 計24名
 名古屋12/9(水)ウインク愛知、参加者17名、ゲスト・スタッフ13名 計30名

5)「想いを形に」人材養成塾 【浜松市市民協働・地域政策課委託 100万円】

「チェンジメーカー養成講座」20~40歳までの人材で社会的起業についての5回連続セミナー。NPO、社会的企業、行政のヒアリングでニーズを掴み、プロジェクトを企画し、発表を行った。受講者からは、セミナー後に助成金申請をして事業を始めたり、起業したりする人も出た。
受講生:12名 のべ参加者108名 メンター:道喜道恵(一般社団ハーサイズ)、N-Pocketスタッフ
第1回 12/5(土) 想いを共有しよう:自己紹介、社会的起業とは、企画書のつくり方
第2回 12/20(日)想いを形にしよう:講演&座談会+個別相談
 講師:今井紀明(NPO法人D×P) モデレーター:山本洋士(プロダクトリング)
第3回 1/11(月祝)公開講座「元気で長持ちするソーシャルビジネスって?」講師:大南信也(NPO法人グリーンバレー)、小出宗昭(富士市産業支援センターf-Biz)、参加者:33名、ゲスト・スタッフ:9名
第4回 1/16(土) 異なる視点を大事にしよう:プレゼン練習+ブラッシュアップ
第5回 1/30(土)公開報告会「みて、きいて!私たちの想いをかたちに」参加者:25名

6)NPO法人会計基準の普及促進

・ソリマチ会計ソフト等の販売  会計王NPO法人スタイル 3本、給料王 1本

(3)情報収集提供 

1)ニュースレターの発行(季刊)
 4月、7月、11月、1月に発行。会員、関係団体など毎回約200部を送付。各8ページ。
2)ホームページやメールによる情報発信
・会員メーリングリスト 助成金やイベント情報を提供。また会員相互の情報共有を図った。
・ブログ「ぽけっとのなかみ」 70件エントリ(前年度+3件)、年間16,055pv(前年比40%増、累計64,997pv)
ニュース、イベント案内・報告、助成金情報、今日の事務局ほか。
・Twitter @N_Pocketで発信 ツイート数896(累計4219)、フォロワー584(前年比+113)
3)N-Pocketサロン
(1)iPad講座「わたしはワクワクハートiPad みんなでキラキラ社会貢献」【自主事業】 →ICT事業に掲載
(2)ドキュメンタリー映画上映会「何を怖れる」  【あざれあ地域協働事業助成 15万円】 
NPO法人浜松男女共同参画推進協会、ウィミンズネットいわたと共催
10/25(日) シネマイーラにて 映画上映 参加者132名 
上映後、肴町公会堂で、浜松市と磐田市の女性議員6名を囲み「わいわいトーク」を開催。参加者40名。
(3)認定NPO法人記念「N-Pocket感謝のつどい」 11/29(日) ホテル呉竹荘 参加者:78名
4)取材・視察・相談

 市民団体、大学、行政、議員等に有料(3000円/1h~)で対応。視察対応、電話相談、来訪相談など 
5)講演・原稿・掲載依頼

 講師依頼 (中間支援:6、JC:大学3、セミナー5、環境:1 ほか)
 新聞・雑誌掲載 (中日新聞、静岡新聞、日本NPOセンターニュースレター他)
6)全国会議等への出席、連携、協力

・浜松市男女共同参画推進センター・あいゆうねっと
・(公財)静岡県労働者福祉基金協会「NPOパートナー委員会」(静岡)委員
・ふじのくに西部「西部地域市民活動ネットワーク研究会」
・日本NPOセンター「民間NPO支援センター・将来を展望する会(CEO会議)」
・NPO法人会計基準協議会 2015年NPO法人会計基準の導入度調査

(4)地域資源調査・開拓 

1)各種データベースWebサイトの更新【自主事業】
Webサイト「静岡県西部 外国ルーツの子どものための教育支援情報倉庫」、「ニーズのある子ども・育ち応援マップ」、「はままつ市民の力きらきらBOX」を随時更新

(5)提言

1)浜松市、静岡県、国に委嘱された委員 (2015年4月~2016年3月)
井ノ上美津恵:浜松市みんなのはままつ創造プロジェクト審査委員、浜松市市民協働推進委員会
小林芽里:浜松市環境審議会、浜松市環境審議会環境影響評価部会、浜松市土地利用審査会
島田江津子:浜松市ユニバーサルデザイン審議会
山野由香:浜松市中区障害者自立支援連絡会、西遠地区就業促進協議会
2)具体的な意見書の提出など
パブリックコメント:静岡県:第3次環境基本計画、ふじのくに協働の推進に向けた基本指針 2件

2.多様な人々の社会参加を支える事業

(1)障害のある人

1)障害者職場定着支援事業(15年目)【静岡県経済産業部就業支援局雇用推進課 3,447万】

①ジョブコーチ派遣
職場定着支援(従来のジョブコーチ業務)+雇用アドバイス支援(アドバイザー業務)
支援対象者294人 派遣件数3,646人日

②ジョブコーチスキルアップ研修 10回
実践:支援書類作成講座、精神障害・聴覚障害の特性と職業的課題、ジョブコーチ支援の実際(手法)、IT農業から障害者雇用に至るまで、ケース検討、高次脳機能障害を支える家族の想い、あしたか職業訓練校見学、あしたか太陽の丘施設見学等を三島、沼津、富士、静岡、藤枝、浜松の県内6箇所で計10回開催。

③障害者職場定着支援者養成研修(昨年度より県委託事業に含む)
静岡県ジョブコーチ希望者および施設、企業などの支援者向け研修 
開催日:8/28・2、9/5・6・12の5日間  会場:三島市社会福祉会館
受講生74名のうち、全講座の8割の時間数を受講した61名に修了証書を発行した。

2)障害者職業センタージョブコーチ事業(訪問型職場適応援助促進助成金事業)(13年目)

【独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構】
訪問型職場適応援助者養成研修を受講(1名)→ 新規ジョブコーチ登録
職業センターとの連携の下に実施するジョブコーチ支援事業 ジョブコーチ2名(1名増員)、対象者1名

3)ジョブコーチ現場実習(自主事業)

障害者職場定着支援者養成研修修了生のうち、三島4名、静岡2名、藤枝1名、中遠2名、浜松3名が実習。そのうち、藤枝1名、浜松2名が実習終了し、ジョブコーチとして登録。

4)静岡県ジョブコーチ アドバイザリーボード(自主事業)(2年目)

3/20に開催。委員は、委員長に小出隆司氏(全国手をつなぐ育成会連合会副会長)、福祉系大学、障害者就業・生活支援センター、弁護士、社会保険労務士、障害者雇用コンサルタントなど8名が出席。

5)障害者雇用コンサルタント(自主事業)(1年目) 【I病院 354万円】

病院からの業務委託。障害者3名が病院内の補助業務を請負う部署を新たに開設。

中遠拠点のジョブコーチ数名が交代で支援に入り、体制づくり、職務の切り出し、業務支援を行う。

6)関係団体とのネットワーク

障害者の就労に関わる労働行政、福祉行政、学校、施設、事業所、家族などと連携をとりながら支援を行ない、障害のある人の雇用の促進、定着につなげることができた。

7)無料職業紹介

企業アドバイス業務にからみ、28年3月1日付で無料職業紹介事業許可証を受けた。

(2)ITによる社会参加

1)障害者福祉施設内でのパソコン講座 【浜松市福祉事業団 65万】

地域活動支援センター「オルゴール」でひと月4講座。PCとiPadと交互に開催。
重度の身体障害者もいるため、アシスタントが一人ずつ付かなければならない人もいる。

2)ユニバーサルデザイン事業 【浜松市ユニバーサルデザイン協働委託事業 27万円】

9/16 ザザシティ浜松中央館 「『会話が視える』未来の会議を体験しよう!」参加者60名
音声を文字化するアプリ「UDトーク」の開発者青木秀仁さんの講演と体験

3)わたしはワクワクiPad みんなでキラキラ社会貢献 (再掲)【自主事業 7万円】

N-Pocketサロン「iPad講座」を月1回ベースで12回(+1回)開催。その参加費から寄付としていただいた分から、移動が困難な障害のある方の在宅PC講習を5件6時間実施。

4)障害者在宅パソコン講習 【自主事業 4万3千円】

10件実施(視覚2、身体8)

5)ぽけっと工房 (10年目) 【自主事業 86万円】

登録テレワーカー数18名(四肢8、視覚3、知的1、内部1、精神3、聴覚2)。
受注実績33件(データ入力、テープ起こし、Webページメンテナンス、印刷等)。
発注者は、浜松市、大学、民間企業、任意団体、個人など。新規には、浜松市UD審議会テープ起こし(優先調達に基づき随意契約)。

(3)多文化共生(在住外国人との共生)

1)「高校進学ガイドブック 静岡県版 2016」の作成(11年目)【三井物産寄付 20万】

静岡県教委、静岡県私学振興課の協力で、やさしい日本語(ルビつき)、ポルトガル語、スペイン語、英語、タガログ語、中国語の6言語で作成。県内の小中学校121校、高校35校、教育委員会、学習支援団体等に日本語版を送付し、Webにも情報をアップした。

2)情報収集発信  
Webサイト「外国ルーツの子どものための教育支援情報倉庫」

www.tabunka.n-pocket.com を更新。(再掲) 相談対応は、教育・進学に関しては当事者団体に少しずつ振り分けている

(4)子ども・わかもの

1)子どもの貧困、居場所勉強会

2/28(日)子どもの貧困に関する勉強会に参加。講師:鈴木和樹さん(NPO法人POPOLO)
NPO、任意団体、SSW、療育関係者、施設関係者が40名、子ども食堂や居場所づくりに関心のある人が集まった。今後は、社協、NPO、関係者とのネットワークづくり、実態調査を予定。

(5)環境・地域の自立

1)SAVE JAPANプロジェクト(4年目) 【日本NPOセンター委託事業 110万円】

損保ジャパン・日本興亜損保、日本NPOセンター、中間支援NPO、環境団体の5者の協働事業
47都道府県で展開する希少生物・生物多様性保全の普及啓発プログラムの静岡県を担当。
① NPO法人「ひずるしい鎮(しず)玉(たま)」
8/22(土)「われら鎮玉探検隊 ~”幻のタガメ”の里を訪ねて~」参加者:47名(子ども20、大人19、学生8)
② Mumu Workshop
9/4(土)「佐鳴湖にひそむ曲者を探せ!」参加者:31名(大人10、子ども16、スタッフ講師5)
10/10(土)「生物多様性ってなんだろう? ~自然保護のルールとマナーを学ぼう!~」
参加者:35名(大人31、子ども1、スタッフ・講師3)

2)防災・災害ボランティアのネットワークづくり(4年目) 【自主事業】

* 浜松市社協、災害ボランティアコーディネーター、浜北JC、NPOなどからなる、Nimo Net(災害時にも助け合えるネットワークはままつ)に参加。
* 9月の常総市の水害の救援活動に対して、茨城NPOセンター・コモンズの「たすけあいセンターJUNTOS」に10/18~21に4日間スタッフを1名派遣、
* 12月には第11回「静岡県内外の災害ボランティアによる救援活動のための図上訓練」に参加した。

3)災害時はどうする?障害のある人の「福祉避難所」を考える 【ふじのくにNPO基金 15万円】

Nimo Net(災害時にも助け合えるネットワークはままつ)と共催でセミナーを開催
2/26(金)19時~21時 参加者:54名  講師:浦野愛さん(NPO法人レスキューストックヤード)
福祉施設関係者、災害VC、その他NPO、行政関係が集まり、災害時における障害のある人たちの福祉避難所について学び、できることを考えた。

4)公園の魅力発見事業(みんなでつくる公園事業) 【浜松市委託 65万】

2/9(火)、3/10(木)意見交換会を開催(参加者のべ30名)、2月~3月に11名ヒアリング。
佐鳴湖北岸公園予定地について、子育て世代、障害のある人、外国人、地区社協など、多様な市民の視点から、その隠れた魅力や利活用、自主管理の可能性についてヒアリングと意見交換会を行い、今後の活用方法について提案をまとめた。

3.組織の管理運営

1)事務局会議

2015年度は、事務局に勤務する全スタッフによる事務局会議を毎週水曜10:30~12:00で、47回行った。各事業担当者から1週間の進捗報告と予定、事務局より事務連絡、組織運営のための相談・協議を行う。
2016年3月30日に開かれた会議は、設立後に開催した事務局会議として通算779回目であった。

2)理事会

2015年度は2回の理事会を開催し、事業運営、組織運営に関わる協議を行った。
5/17(日)11:00~13:00 理事 6名、顧問 1名、その他 1名
3/18(金)18:40~21:00 理事 5名、監事1名、顧問 1名、その他 1名

3)総会

5/17(日)13:30~15:10 浜松市福祉交流センター 大広間
参加者:正会員18名+委任状提出者13名(正会員総数43)、賛助会員1名

4)認定NPO法人の認定について

平成27年4月24日浜松市指定市協第3号 仮認定特定非営利活動法人に認定(~平成30年4月23日)
平成27年8月5日浜松市指定市協第16号 認定特定非営利活動法人に認定(~平成32年8月4日)